こんにちは!オークの榎本サユリーヌです。
アロマって楽しそうだけど、いろいろな香りがあってよく分からない。
初心者でもカンタンにできるアロマの楽しみ方を知りたい!
そんな方に、アロマの魅力をいっぱい伝えていきますね。
アロマテラピーって何?
「アロマテラピー」という言葉は、1920年代、フランス人の化学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって誕生した言葉です。
日本語だと「芳香療法」と言います。
初めて「芳香療法」という言葉を聞いたとき、「素敵な響きだな~」と思いました。
香りで健康になれるなんて、それまで考えたこともありませんでした。
アロマテラピーは自然療法の一つ
アロマテラピーは植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使って、心や体の健康維持や美容に役立てる自然療法です。
アロマという言葉を聞くと、「植物の香りを楽しんでリラックスする」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
でも、それだけではありません。
遥か古代から、人間は植物の香りを利用した自然療法を実践してきました。
身近な植物を薬草として食べたり、塗ったり、香りを嗅いだりして、傷や病気を治すために利用してきました。
植物は私たちの暮らしと密接に関わり合ってきたのです。
精油(エッセンシャルオイル)って何?
精油は100%植物から抽出されます。
植物は、小さな香りの素(揮発性の化学物質)を持っています。
花、葉、果皮、木の心材、根、種、樹皮、樹脂など、植物によって香りの素のある部分は異なります。
例えば、オレンジやレモンは、果実の皮の部分に香りの素があります。
バラやラベンダーなどは何もしなくてもいい香りが漂います。
ペパーミントやゼラニウムなどは、葉を指でさわったり、もんだりすると香りがします。
この香りの素を、植物から抽出した液体が精油(エッセンシャルオイル)です。
未病のケアに役立つアロマテラピー
なんとなく体がだるい、疲れやすい、頭痛、胃もたれなど、病気ではないけれど健康でもない。
こんな状態を東洋医学では「未病」と言います。
未病を放置していると、いずれは病気になってしまいます。
アロマテラピーは忙しい女性の味方
女性のライフスタイルは、ここ20~30年で大きく変わりました。
男性と同じように社会の中で働き、結婚、出産後も仕事を続けるのが当たり前。
核家族化が進み、子育ての環境も変わりました。
ライフスタイルが多様化する中で、私たち女性が、仕事、家事、育児、介護などをこなす毎日が、どんなに大変なことか。
年齢を重ねていけば、女性ホルモンの分泌や、体の機能に変化が現れます。
あなたは、ストレス、生活リズムの乱れ、睡眠不足などで、心身がダメージを受けているのに、自分のケアは何もしないという無防備な状態ではありませんか?
精油(エッセンシャルオイル)の使い方
アロマ講座に参加される方からよくあるお悩みが「精油の使い方が分からない」です。
そこで、初心者におススメのアロマの楽しみ方を3つ紹介します。
《初心者におススメのアロマの楽しみ方》
・好きな香りを楽しむ芳香浴
・マスクスプレーを作って簡単リフレッシュ
・手作り入浴剤で温活&リラックスできるアロマバス
好きな香りを楽しむ芳香浴
アロマ専用のデフューザーやアロマランプなどを購入してもいいですが、なるべくお金をかけずに始めたい方は、身近なもので手軽に楽しむことができます。
- ハンカチやティッシュに精油を2~3滴たらし、枕元や作業する机の上に置く
- マグカップに熱いお湯を入れ、精油を2~3滴たらす。目を閉じて、立ち上がる蒸気をゆっくりと吸い込み、深呼吸。
私はヒノキやヒバの木のチップに精油をたらして芳香浴することが多いです。
繰り返し何度も使えて、見た目もかわいくて、ナチュラルエコな感じで気に入っています。
マスクスプレーを使って簡単リフレッシュ
マスクスプレーはマスク生活を気持ちよく過ごすための必須アイテムです。
市販されているものがたくさんありますが、自分でもかんたんに作れます。
精油をブレンドして、オリジナルの香りを作る楽しみもあります。
東京ドイツ村や幼稚園、病院、カフェなど開催するアロマ講座でも、「マスクスプレー作り」は人気ナンバー1です♪
手作り入浴剤で温活&リラックスできるアロマバス
作り方は簡単♪
《用意するもの》
・天然塩(スーパーなどで売っている天然の塩・未精製のものならOK)
・無水エタノール(ドラックストアで売っています)
・精油(ラベンダー、ゼラニウム、ヒノキなど)
・塩を入れる容器(小鉢などちょっと深さのあるもの)
・マドラー(竹串でも可)
《作り方》
1.容器に無水エタノール小さじ1(5ml)を入れ、精油を1~5滴たらし、マドラーでよくかき混ぜる。
2.1の中に天然塩大さじ2(30g)を入れ、マドラーでよくかき混ぜたら完成!
※アルコールがダメな方は、無水エタノールの代わりに、はちみつやホホバオイルを使ってください。
※精油は水に溶けにくい性質があります。湯船に直接精油を入れると、お肌に精油の原液が触れて皮膚刺激などの症状が出る場合があるのでご注意ください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はアロマテラピーという言葉の意味や、初心者におススメのアロマの楽しみ方を3つ紹介しました。
まずは、家にあるものを使って簡単にアロマテラピーを始めてみませんか?