アロマの基本

【アロマテラピー超基本②】アロマ初心者が効能重視で精油を選ぶと失敗する

こんにちは!オーク市原の榎本サユリーヌです。

最近、知識がないままアロマテラピーを実践する人が増加しています。

YouTubeやSNSで検索して、見よう見まねで精油を使っているあなた!
もしかしたら、その使い方、危険かもしれません。

次の項目に当てはまることが1つでもある人は、ぜひこの記事を読んでみてください。

アロマテラピー超基本チェックリスト

まずはチェックリストをご覧ください。あなたはいくつ当てはまりますか?

  • 精油は原液を肌に塗っても安全
  • 精油は薄めれば肌に塗っても安全
  • 精油を選ぶとき、香りの好みより「効能を重視」している
  • 精油は油であり、飲める精油もある
  • 精油は混ぜない(ブレンドしない)方がいい
  • 光毒性について何も知らない

 

香りの好みより「効能重視」だと失敗する

ここからは、チェックリストに当てはまる項目があった方向けに書きます。

そうでない方は、アロマテラピーの基礎知識が身についています。さらに知識を深めたい方はAEAJ認定アロマテラピー検定やアロマテラピーアドバイザーのお勉強をされることをおススメします。

アロマ初心者が効能重視だと失敗するのはなぜ?

効能重視で精油を選ぶと、「これは苦手!」「ちょっと微妙だわ」みたいなことが、たびたび起こります。

1本5000円以上する精油も珍しくありません。

せっかく買ったのに、香りが苦手だと使わないまま無駄になってしまいます。

お金ももったいないですし、精油を作ってくれた生産者さんや、原料植物たちにも申し訳ないです。

アロマテラピーは日本語に置き換えると「芳香療法」といいます。

自分が「いい香り~」と感じることが何よりも大切です。

アロマ初心者の方は、効能ではなく、自分の好きな香りの精油を買いましょう。

 

精油をたくさん購入すると失敗する

ネットや本で紹介されていた精油を一気に買いそろえることはお勧めしません。

なぜなら、初心者の方が10本、20本と精油を買いそろえても、使いこなすことができないから。

精油には使用期限があるので、結局捨てることになります。

 

まずは、自分の好きな香りや基本の精油5~6本を買ってみましょう。

精油のブレンドができるようになれば、何十通りもの香りが楽しめるようになります。

 

アロマ初心者向けおススメ精油5本

「ここでおススメしている精油を買ってください」という意味ではありません。

ラベンダーの香りが苦手な方は、ラベンダーを購入する必要はありません。

リーズナブルな価格(1本2000円前後)で、専門店に行かなくても手に入りやすい精油を紹介しています。

まずはこの中から2~3本買うことをおススメします。

①ラベンダー

学名:Lavandula angustifolia(ラワンデュラ アングスティフォリア)

科名:シソ科

抽出部位:花と葉

アロマ初心者におススメしたい1本。鎮静作用があり、ストレスで緊張した心と身体をリラックスさせます。万能精油と呼ばれ、柔らかいフローラル系の香りで。化粧水やクリーム、入浴剤などの手作りコスメにおススメです。

②オレンジ・スイート

学名:Citrus sinensis(シトラス シネンシス)

科名:ミカン科

抽出部位:果皮

子どもからシニアまで広い世代に人気があります。神経の緊張を緩めてリラックスさせ、ストレスによるイライラの解消や質の高い睡眠に役立ちます。明るく前向きな気持ちになりたい時にもおススメです。

③ゼラニウム

学名:Pelargonium graveolens(ペラルゴニウム グラウェオレンス)

科名:フウロソウ科

抽出部位:葉

心と体のバランシングオイル。ローズと同じ成分を含み、女性ホルモンの乱れや、皮脂バランスの乱れを調整します。デリケートな女性の味方として手元に置いておきたい1本です。

④ベルガモット

学名:Citrus bergamia (キトルス ベルガミア)

科名:ミカン科

抽出部位:果皮

紅茶のアールグレイの香りづけに使われています。やや甘く爽やかな香りは、イライラや緊張を鎮め、穏やかな気持ちにしてくれます。

光毒性成分(※)を取り除いたFCF(フロクマリンフリー)を購入すると日中でも安心して使用できます。

※光毒性成分:紫外線に反応して皮膚に炎症を起こす成分

⑤ローズマリー

学名:Rosmarinus officinalis(ロスマリノス オフィキナリス)

科名:シソ科

抽出部位:葉

若返りのハーブと呼ばれています。シャープな香りはリフレッシュ効果や集中力、記憶力を高める効果があります。血行や発汗を促進して疲労回復に役立ちます。ただし、高濃度で使用すると皮膚刺激があるのでご注意ください。

最後の1本は・・・・・・

ぜひ、精油を取り扱っている専門店へ足を運び、あなたの好きな香りを見つけてください。

 

アロマ初心者は好きな香りを探すことから始めましょう

初めて精油を買うときは、精油を取り扱っている専門店へ足を運び、好きな香りの精油を探しましょう。

次から次へと香りを嗅いでいると、嗅覚が疲れてしまい、匂いが分からなくなります。

精油の原液は濃縮されているため、かなり強い香りがします。

例えば、ゼラニウムの精油は勢いよく嗅ぐと、鼻にツーンとくることがあります。

「精油の香りは強いから苦手」という方がいらっしゃいますが、香りの嗅ぎ方を変えることで、いい香りと感じることができるかもしれません。

 

安全な精油の嗅ぎ方

いきなり鼻でクンクンと匂いを嗅ぐのは止めましょう。

精油は植物から抽出された香り成分が濃縮されている液体のため、匂いがキツイものがたくさんあります。

精油が手に付かないように、キャップの開け閉めにも気を付けてください。

 

【安全な精油の嗅ぎ方】

①口を閉じて、静かに鼻呼吸しましょう。

②精油のキャップを開け、ビン(またはキャップ)をあごの高さまで持ってきます。

③香りが分かりにくい時は、ビンを少しずつ鼻に近づけるか、手をウチワのようにして鼻へ風を送ってください。

くれぐれも精油が皮膚につかないように注意してくださいね。

 

この記事のまとめ

ネットの情報は玉石混在!間違った情報も溢れています。

YouTubeやSNSで検索して、見よう見まねで精油を使っているあなた!
もしかしたら、その使い方、危険かもしれません。

精油を安全に使うためのルールを守る。

これが末永くアロマテラピーを楽しむためのコツです。

この記事でお伝えしたこと

①アロマ初心者は精油を選ぶとき効能重視だと失敗する

②専門店へ足を運び、自分の好きな香りを見つけましょう

③精油を10本、20本と買っても使いこなせないし、使用期限があるため、結局無駄になってしまう

④基本精油2~3本と自分の好きな香りの精油1本を購入してみましょう。

 

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