女性のための快眠アロマセラピスト
榎本小百合です。
今日のテーマは
ラベンダーの香りで本当に眠れるの?
快眠とアロマテラピー。
う~ん。深いテーマです。
答えは
眠れる人と眠れない人がいます。
また、眠れる時と、眠れない時があります。
だれもが、いつでも、眠れる香りというのは、残念ながら存在しません。
香りの好き嫌いは人それぞれです。
ラベンダーの香りが嫌いな人には逆効果になることもあります。
レモンやローズマリーはリフレッシュ系の香りですが、この香りで眠れるという人もいます。
では、どうすればいいのか?
実は簡単です。
次のステップでお試しください。
ステップ1.初心者レベル
あなたの好きな香りを1つ見つけましょう。
例えばオレンジスイート。
日本人が一番好きな香りだと言われています。
オレンジスイートは、気持ちを明るく前向きにしてくれる香りです。
ストレスによるイライラを鎮めて、安眠へと導いてくれるかもしれませんね。
寝る時に、ティッシュやコットンに2~3滴垂らして、枕元に置いてください。
2~3滴ですよ。多ければいいというものではありません。
嗅覚が疲れて、頭痛の原因になることもあります。
ステップ2.初心者レベル
好きな香り2滴+ラベンダー1滴のブレンドを試してみる。
精油はブレンドすると、とても素敵な香りになります。
ラベンダーが苦手な人でも、好きな香りとのブレンドなら大丈夫という人はすごく多いです。
【おススメブレンド例】
オレンジ2滴+ラベンダー1滴
ゼラニウム2滴+ラベンダー1滴
イランイラン2滴+ラベンダー1滴
ベルガモット2滴+ラベンダー1滴
ステップ3.中級者レベル
好きな香りを増やしつつ、ブレンドのバリエーションも増やして、その日の気分で香りを選ぶ。
私たち女性は、ホルモンバランスの変化によって、香りの好みが変わることがあります。特に妊娠中は香りに敏感になりますよね。
風邪気味の時は、ユーカリやティートリーなど、呼吸器系のトラブルに役立つ精油を使うのも一つの手です。
呼吸が楽になって、眠りにつきやすくなります。
いかがでしょうか?
まずはステップ1と2にチャレンジしてみてくださいね。
ここでもう一つ、大切なことをお伝えします。
アロマテラピー(芳香療法)は、本物の精油(エッセンシャルオイル)を使いましょう。
アロマオイルは合成香料なので、アロマテラピーとしての効果は得ることができません。
【精油を購入する時のポイント】
100%植物から抽出された精油(エッセンシャルオイル)を購入すること。アロマオイルは合成香料なので使えません。
専門店で購入するのが一番ですが、雑貨屋さんなどで買う場合は、必ずパッケージの成分欄を確認しましょう。
アロマオイル、界面活性剤などと表記されたものは、合成香料。精油ではありません。
「エッセンシャルオイル配合」という言葉には気をつけて。合成香料にほんの少しだけ本物の精油を入れている商品がほとんどです。
精油(エッセンシャルオイル)は、ショップで香りを嗅いで、好きか嫌いか判断してから購入する。
どんなに素晴らしい効能があっても、嫌いな香りの精油は使いません。
匂いの嗅ぎ過ぎにも注意しましょう。嗅覚はとても疲れやすく、匂いが分からなくなってしまいます。
2、3回嗅いで、好きか嫌いかを判断します。香りは本能で感じるものなので、インスピレーションを大切にしましょう。