[あいさつ]
さて、連日お伝えしている冷え症シリーズ。
冷え症には大きく4つのタイプがあること。
全身冷えタイプは、下半身の筋肉を強化するといいこと等を
お伝えしました。
詳しくはコチラをご覧ください。
あなたは冷え性ですか?
12月になり、日に日に寒さが増してきました。
手袋やマフラー、カイロなどで寒さ対策をしていても、
手や足先だけはいつも冷えているという女性、
多いです。
実は、そんな方は血液不足冷えタイプ。
他にも
貧血
生理痛が重い
目の下にクマがある
乾燥肌
等の症状で悩んでいませんか?
これって私!!と思われた方は
体を温める食材を積極的に摂りましょう。
陰と陽の食材
漢方では食べ物を「陰の食材(体を冷やす)」と「陽の食材(体を温める)」に分けて考えます。
陰が悪く、陽がいいという単純なものではありません。
バランスよく季節に合った食材を摂ることが大切です。
例えば、夏は陰の食材を食べると、熱中症の予防になりますし、
冬は陽の食材を食べると冷え症の改善に役立ちます。
体を温める陽の食材。キーワードは赤と黒
赤や黒の食材は、体を温める陽の食材。また、ダイコンやユズなど、冬が旬の食材も体を温めるものが多いです。
代表的な陽の食材
野菜
ニンジン、カボチャ、ゴボウ、シイタケ、ダイコン
穀類・イモ類
玄米、黒米、サトイモ
豆類
黒豆、黒ゴマ、小豆、納豆
肉・魚・海藻
昆布、鶏肉、牛肉、豚肉、赤身の魚、昆布、海苔
旬のフルーツ
クリ、リンゴ、ユズ
香辛料・調味料
味噌、赤唐辛子、黒砂糖、醤油、ブラックペッパー、ショウガ、シナモン
ドリンク
日本酒、くず湯、ハーブティー(エルダーフラワー、カモミールなど)
体を冷やす陰の食材は、控えめに。
陰の食材のキーワードは、白。
小麦粉や乳製品、夏が旬の食材、南国のフルーツなどは体を冷やします。
代表的な陰の食材
野菜
レタス、キュウリ、スイカ、トマト、メロン
穀類・イモ類
小麦、大麦、ソバ
豆類
えんどう豆、そら豆
肉・魚・海藻
馬肉、ワカメ、アサリ、シジミ
フルーツ
バナナ、キウイ、柿
香辛料・調味料
バター、マヨネーズ、白砂糖、精製塩、ごま油
ドリンク・乳製品
牛乳、コーヒー、ジュース、ビール、アイスクリーム
ヨーグルト
快眠アロマセラピストからの提案
さあ、いかがでしょう?
手や足の冷えで悩んでいる人は、血液不足冷えタイプです。
貧血症の人や、血液の巡りの悪い人が、このタイプに当てはまります。
月経のある女性の宿命とも言えます。
手足が冷たくて、夜、眠れないという経験、ありますよね。
女性の大好きなパンやパスタ、ケーキなどは小麦粉(体を冷やす白い食材)から作られます。
朝はパン、昼は麺類中心の食生活だと陰の食材ばかり。
どんなに寒さ対策をしていても、体を冷やす食べ物ばかり食べていると、本末転倒。体は冷えたままです。
朝は1杯のお味噌汁を飲もう!
お味噌は体を温める陽の食材です。
さらに、発酵食品なので腸内環境を整え、便秘予防にも◎です。
ダイコン、ゴボウ、サトイモ、ニンジン、豚肉など、具だくさんのけんちん汁は、体を温めてくれます。
納豆、シャケなども陽の食材。
う~ん、和食って最高!!
血液不足冷えタイプの女性の朝は、和食でスタートしましょう。