不登校・不登校予備軍

もっと気軽にスキンシップ!親子の絆を深めるタッチング。

[あいさつ]

タッチングって何?

 

タッチングとは「手当て」のこと。

アロマセラピストはタッチングを大切にしています。

 

タッチングとは、相手に安心を与える目的で行われる非言語コミュニケーション。

 

手を当てたり(手当て)、擦ったり、揉んだり、圧迫したりします。

タッチングを受けていると、痛みや不安が軽減されることが医学的に証明されています。

寝る前のタッチング(ハンドトリートメントなど)で、眠りの質も改善し、快眠できるようになります。

 

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スキンシップが苦手な日本人

日本は諸外国に比べるとスキンシップが苦手です。

日常のあいさつでハグやキスをする国の人たちと比べると、他人と肌を触れ合う機会は、恋人や家族でなければ滅多にありません。

せいぜい握手くらいでしょうか。

日本人の民族性とも言えます。

 

 

親子間のスキンシップが少ない日本人

 

外国人から見た日本人の「ここがわからない」という行動の一つに

親子間のスキンシップが少ないという意見が多いことをご存知ですか?

 

子どもが小さい頃は、もっとスキンシップをとって、言葉だけでは伝わらない愛情を注いだ方が良いのでは?という意見です。

 

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母と私のスキンシップ 幼少~青年期

 

私が5歳くらいの頃の記憶です。

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母と三つ年下の妹と3人で、よく近所の商店に散歩がてら買い物に行きました。

 

母と一緒に童謡「靴が鳴る」を歌いながら、手をつなぎ、時には軽くスキップしながら歩きました。

 

ただそれだけのことなのに、忘れられない楽しい思い出です。

 

 

 

 

中学生、高校生になると、スキンシップどころか、

反抗期真っ最中。

口を利くことも減ってしまいました。

 

 

母と私のスキンシップ 成人期

 

時は過ぎ、私40代、母60代。

私は、アロマセラピストになるために母にトリートメントの練習をさせてほしいとお願いしました。

 

初めての練習の時。

会話は一切なし(母は気持ちよくてすぐに眠ってしまいました)。

タッチングという非言語コミュニケーションで1時間。

 

たった1時間で、今まで知らなかった(気づかなかった)母のことがたくさん見えてきました。

母への感謝の気持ちが、胸いっぱいにあふれてきました。

 

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お母さんの背中って、こんな背中だったんだ。

足が、こんなにむくんでいたんだ。

手が、こんなにこわばっていたんだ。

 

昔から肌がすべすべで、色白だったけれど、今も変わらないんだな。

 

 

私を産んでくれたんだな。

 

 

育ててくれたんだな。

 

 

苦労したんだな。

 

 

今も、こうやって私を見守ってくれているんだな。

 

 

 

言葉は一切かわしていないのに、手から様々なものが伝わってきます。

タッチングとは、なんてすごいのでしょう。

もしかしたら、一生気づかなかったかもしれないことに、わずか1時間で気づくことができたのです。

 

 

 

タッチングの効能は、される側に注目されがちですが、

する側にも同じような効能があります。

 

お互いに、安心感信頼感に包まれれます。

癒し、癒されるのです。

 

 

自己肯定感が低い日本の子どもたち

諸外国と比べると、日本人の子どもたちは自己肯定感が低いという調査結果があります。

その理由は何だと思いますか?

 

自分はダメな人間だと思うことがあるか?

日本の高校生は諸外国に比べると自己肯定感が低く、「自分はダメな人間だと思うことがあるか?」との問いに、72.5%がYESと回答しています。

 

 

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「高校生の生活と意義に関する調査報告書」(独立行政法人国立青少年教育振興機構 2015年8月発表)より

 

質問「自分はダメな人間だと思うことがあるか?」

 とてもそう思うまあそう思う
日本25.5%47.0%72.5%
米国14.2%30.9%45.1%
中国13.2%43.2%56.4%
韓国5.0%30.2%35.2%

 

自己肯定感が一番高い韓国は、スキンシップが多いことで有名です。

手をつないだり、腕を組んで歩いたりするのは、親しい間柄でなくても普通にすることなんだそうです。

 

愛情の伝え方はたくさんありますが、一番シンプルで分かりやすいのはスキンシップです。

 

幼少期に親子間でスキンシップをたくさんとれば、自己肯定感の高い日本人がもっと増えるのではないでしょうか。

 

スキンシップ=ベタベタすることではありません。

奥ゆかしい日本人に、欧米人や韓国人のような大胆なスキンシップをしなさいと言いたいわけではありません。

 

スキンシップの一つであるタッチング(手当て)をするのです。

 

今日からできる簡単ハンドトリートメント

 

アロマトリートメントだなんて、自分には無理だと思っていませんか?

ボディはハードルが高いですね。

 

では、手ならどうでしょう?

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お子さんにハンドクリームを塗ってあげたこと、ありませんか?

 

ちょっとした工夫をするだけで、素晴らしいスキンシップ、つまりタッチングができます。

手を擦ったり、揉んだり、圧迫したりします。

 

お子さんはタッチングを受けていると、不安感が軽減され、自分は愛されている、必要とされているのだと感じることができます。

 

市販のクリームやオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)に、ラベンダーやオレンジの精油を1滴垂らすだけで、スペシャルなトリートメントオイルが完成します。

精油の効能(リラックス、血行促進など)がプラスされ、夜なかなか眠れないお子さんでも寝つきが良くなり、快眠できます。

 

サユリーヌの空色ラジオ

『サユリーヌの空色ラジオ』では

セルフケアに役立つアロマ・クレイ・ハーブのことなど

ちょっとためになる話をゆるっとお伝えしています。

暇つぶしや、作業の聞き流しにどうぞ♡

 

 

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