[あいさつ]
SOSアロマ。私が無人島に持っていく精油ラベンダー。
無人島に精油を1本だけ持っていけるとしたら、
何の迷いもなく選ぶのはラベンダー。
では、3本持っていけるとしたら?
私はラベンダーを3本持っていきます!!
それくらい、ラベンダーは素晴らしい精油です。
SOSアロマって何?
SOSアロマとは、緊急事態の時に、自己責任の元、精油を心身のケアのために使うアロマテラピー(芳香療法)です。
その時に、活躍する精油がラベンダー。
だから、私は無人島に行くなら3本のラベンダーを持っていきます。
ラベンダーはリラックスだけではない!
ラベンダーの主な効能を紹介します。一般的にリラックスというイメージがありますが、実は、リフレッシュ作用もあり、鎮静と活性の働きを備えています。
リラックス・快眠に |
リフレッシュ・パワーアップに |
冷え症の解消 |
肩こり・腰痛 |
頭痛・月経痛 |
乗り物酔い・二日酔い |
切り傷・虫刺されに |
軽い火傷などの応急処置 |
ニキビ・吹き出物に |
ストレス性の心身の不調に |
なぜ、ラベンダーは万能精油なのか?
ラベンダーが万能精油と呼ばれる理由は3つあります。
理由1.精油に含まれる成分が多種多様
リラックス作用に優れたエステル類が約40%。殺菌・消毒・細胞成長の促進作用などに優れたアルコール類が約30%。その他にも、ケトン類(体を強壮し、活性化する働き)や、セスキテルペン類(炎症を抑え、心を鎮める働き)など、多種多様な成分が含まれています。
精油1滴はわずか0.05ml。
でも、その1滴に、たくさんの成分が、ほんの少しずつ入っています。
理由2.他の精油と香りの相性が良い。
アロマテラピーの醍醐味の一つに、精油をブレンドしてオリジナルの香りを作ることが挙げられます。
でも、精油の知識がないアロマ初心者が、適当に好きな精油をブレンドしてもなかなか上手くできません。
ラベンダーは全ての精油と香りの相性が良いことから万能と呼ばれています。ラベンダーと、何か別の精油をブレンドすることで、香りのバリエーションがグッと広がりますので、ぜひチャレンジしてください。
ラベンダーとスイートオレンジ。
ラベンダーとゼラニウム。
ラベンダーとユーカリ。
ラベンダーとペパーミント。
1滴ずつブレンドしてもいいですし、どちらかを主役にしてもいいです。
ラベンダーが主役なら2~3滴。脇役なら1滴。
1滴違うだけで、香りの印象が全く変わります。
コツを掴めば、数種類の精油をブレンドしてオリジナルのフレグランスを作ることもできるようになります。
理由3.原液を皮膚に使用することも可。
基本的に精油は原液を皮膚につけることは厳禁です。
でも、ラベンダーだけは、少量(1~2滴)なら、原液を皮膚に塗布しても大丈夫だと言われています。
ただし、全て自己責任の元で行ってください。
皮膚の弱い方、小さなお子さん、お年寄りなどには十分な配慮が必要です。
SOSアロマの使用例
緊急時のラベンダー精油の使い方を紹介します。
軽い火傷や傷の消毒・鎮痛に。
綿棒があれば先端にラベンダー精油をしみこませ、幹部に塗ります。
綿棒がなければ、清潔な手のひらに1~2滴垂らし、幹部に塗ります。
頭皮のかゆみやリラックスケアに。
手のひらにラベンダー精油1~2滴をなじませ、頭皮全体をマッサージ。かゆみが治まり、ラベンダーの香りでリラックスできます。
顔や手足の消毒・衛生保持に。
水を入れた桶にラベンダー精油を2~3滴垂らし、かき混ぜます。タオルを浸し、よく絞ったら、顔や手足を拭きます。
避難用リュックに1本のラベンダー精油を。
避難用のリュックのポケットに、1本のラベンダー精油と綿棒を入れておくと、いざという時に役立ちます。
我が家のリュックには、アロマスプレーが作れるようにと、精製水、無水エタノール、スプレー容器もセットで入っています。
虫よけ、空気の殺菌・消臭・浄化など、万能スプレーとして使えます。